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 こちらでは、実際に京都西山のタケノコの掘り方を見てみましょう。
 タイトルは、”かんたんな・・・”と書いていますが、そうは問屋が卸さない!!
 ほんま、生きもん相手はしんどいっすよー。






まずは、
タケノコを探さんとあきまへん。竹やぶを歩いてると地面がある点を中心にちょいとひび割れてる所があったり、
    ↓写真のようにのように黄色いタケノコの先端が顔を出してる場合がありますねん。
    
    ちなみに言うと、黄色い先端の皮は、円錐状に重なってる方がええタケノコであることが多いっす。
    ですんで、写真の二つのタケノコは、大きさは前方のヤツが大きいかもしれまへんが、
    奥方のやつがええタケノコと思いますねん。(一概には、言えへんねんけど)


探し出せたら、タケノコ堀の道具である”ほり”で、タケノコの周りの土をのけますねん
    なんでのけるんかと言いますと、1:堀り上げるときに土が邪魔な抵抗にならへんように。2:周りに
    根っこ、すなわち根ぶち(地下茎)が邪魔してないか観るため。3:どんくらいの大きさでどっちの方向に
    曲がってるんかを見定めるため。てな、具合ですわ。
    

      出来るだけタケノコに近いところの土を退かさへんかったら意味がないんで
    慎重にタケノコの周りを探るんやけど、思わずタケノコの胴の部分にほりの刃先で傷つけてしまって
    商品価値を落としてまうことも、有りけり・・・(>_<)


2番でタケノコの周りを探ってると、タケノコの周りやっかいなもんがまつわり付いてるんが
    解りますねん。それが、”
根ぶち(地下茎)”なんですわ。

 
要するに、タケノコの成長していく方向に根ぶちがあると、タケノコは
それを避けて通らんと地上まで来れへん訳ですな。
写真でも解るように根ぶちは、細かい根っこで幾重にも張り巡らせて、ガッチリ
土と絡んでますんでそう簡単に退いてくれまへん。

ほんで、タケノコを掘るときは上に堀上げる訳なんで、根ぶちが絡んでると
要らん力も必要になるし巧いこと上がってくれへんし、
強引に堀上げると身を割ってしまう"中堀り(ちゅうぼり)"になってしもうて
これまた商品価値が下がってしまう原因になりますねん。

ですんで、
ほりやぶち切りを使って根ぶちを除去するんですな。
そやけど、全てが全て根ぶちが絡んでるって言う訳ではないんです。
そやし、3番を抜かして4番に進むことも有りけり。

根ぶちが絡み出すのは、最盛期が過ぎたくらいから。なんでかって言うたら、早めに出てくるタケノコは
    元の地下茎も浅めの所にあるんで、そんなに成長するところに根ぶちとかが有らへん訳ですな。
    ほんでもって、タケノコの
根の部分を突いて地下茎と切り離す作業に移る訳ですわ。
    注意すべきは、なんしか”中堀り”にならへんようにするこったですわ。どの辺に根とタケノコの境目があるかを
    見極めるんがプロの経験と勘って言うヤツですな。!(^^)!

     


4番で地下茎と切り離したタケノコをほりの先端部分に載っけて、テコの原理を使いながらゆっくりと上げますねん。
    ここで焦ったらあきまへんねん。
『ズブズブズブ〜っ』ってゆう鈍い音をしてタケノコの身が潰れたり、
    割れてもうたりしますねん(>_<)
    原因は、完全に4番の作業が出来てなかったり、焦ってタケノコの一部分だけを押し上げてしまおうとすると
    そこに力が集中してもうて柔らかい身がもたへん訳ですな。